「めちゃくちゃ応援してもらえて嬉しかった」

　10月6日（金）から久留米競輪場で開催されている開設73周年記念熊本競輪『火の国杯争奪戦』G3in久留米は9日に最終日を迎えた。第6レースで行われたルーキーシリーズプラスは地元“熊本”の佐藤壮志（熊本・123期）が優勝した。

　レースは前受けした半田誠が一度、後方まで車を下げると、打鐘過ぎに一気のカマシを敢行。好スピードで別線を置き去りにすると最終バック手前で番手の佐藤が躊躇せずにまくり出る。そのまま後続を突き離してゴールした。

　「（初手は）前か中団からで、後ろ以外って思っていたんですけど誰も出なかったので。誠がうまく行ってくれて。ホームで後ろを見たんですけど、誰も来ていなくて。バックまで待っても良かったんですけど、誠が頑張ってくれたんで待って無駄にするより、自分の行ける距離になったら行こうと思っていきました。いまできる最大限は出せたかなって思います。誠が行ってくれなかったら、このメンバーで自分で勝てる自信はなかったので。誠のおかげですね。（ファンの声援が大きかったが）めちゃくちゃ応援してもらって嬉しかったですね。決勝の先輩方にいい流れを作れればと思って走りました」
　

• 選手詳細データ

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  佐藤壮志 選手熊本・123期