佐藤壮志がレインボーカップチャレンジファイナルを制す ~取手競輪場~

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佐藤壮志
「ここは内容より結果重視だった」と獲りにいって結果を出した
超細切れの激戦を制した

 6月30日(日)に取手競輪開設74周年記念『水戸黄門賞』の最終日、第9レースで『レインボーカップチャレンジファイナル』が行われ佐藤壮志(熊本・123期)が制した。全員が来期A級2班昇班が決まっているなか123期の7人が単騎となり、ラインは一つの超細切れ戦に。赤板で切った望月湧世がそのままペースを上げて先行態勢に入ると、追った吉田晏生が2コーナー過ぎにまくり発進。前受けから2人を受けて3番手を回っていた佐藤が突き抜けて、追走してきた小榑佑弥との伸び比べを制した。

 【佐藤 壮志(1着)】
 「細切れだし(作戦を)しっかり考えても仕方ないと、前取りに行ってそこから考えようと。吉田さんがどう動くかで決めようと思っていたら、(吉田が)2コーナーでは踏み込む姿勢を見せたのでついていこうと。(前の動きが見えているし)周りは見えていましたね。今日は勝ちを狙いに行っての競走だし、上ではあれじゃダメ。内容より結果重視でいった。もっと自力出していかないと上にいけないし、熊本のS級の先輩たちはかっこいいし近づいていきたい」

【小榑 佑弥(2着)】
 「もうちょい早く踏めていれば…。最後タイミングをミスった。中団より前にいられたらと思っていてペースも上がったし誰もこないなと思って踏んだけど、伸び切らなかった。(2班に上がって)不安だけど、初戦が地元の弥彦なのはよかった」

【吉田 晏生(3着)】
 「(初手は)前から4番手以内を取って後ろにならないように。(ジャンの)2センターでは先行するつもりで踏んだら(望月が)思ったより早く駆けてくれたので。楽にまくれたけど、後ろ2人に抜かれているので」

角田祐馬記者

2024年6月30日 15時28分

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