前橋に冬期移動し練習を積む

　川崎競輪ミッドナイトが28日（水）から開幕する。A級1、2班戦7レースには、特別昇班後初戦となる立花昌也（青森・123期）が登場する。

　立花は、1月大垣から9連勝を遂げて特別昇班を果たした。現在は同期の浮島知稀や、篠田幸希を頼って前橋バンクに冬期移動して脚力アップに励んでいるようだ。
　「（前橋の練習は）本当にきついですよ。練習がきつ過ぎるんで、早く競走に行きたいくらいです（笑）。直前に小林泰正さんの同期の方々が前橋に合宿に来ていて、眞杉（匠）さんも来てました。あ、小玉（勇一）さんも来てました。初日から対戦するとは思わなかったです。みんなすごかったですし、良い環境で練習出来てますね」

　昇班初戦に「緊張してます」と話すが、チャレンジで2度完全優勝を飾っている川崎バンクとの相性は、メンタル面の不安を打ち消すほどのアドバンテージだろう。
　「（川崎は1月に）走ったばっかりですし、バンクの感じも覚えてます。相性も良いと思います。チャレンジの時と変わらず、積極的なレースをしていきたい」

　まずは初戦でどんな走りをするか見逃せない。そして「俺、前橋の練習では立花君に負けたんですよ…」と、悲壮感を漂わせていた小玉勇一の立ち回りにも注目したい。

• 選手詳細データ

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  立花昌也 選手青森・123期