青森競輪場は今期最終戦! ~青森競輪場~

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猪狩祐樹
連勝での勝ち上がりに笑顔
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立花昌也
地元Vへ向けて同期対決を制す!
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吉岡詩織
疲れをものともしない走りでVつかむ
猪狩祐「青森の最終戦なので、思い切ったレースができれば」

 11月3日から青森競輪場で開催されているF2ガールズは明日5日に最終日を迎える。今シリーズで今年度の青森競輪は最後となる。メインのA級1、2班戦ではシリーズリーダーの猪狩祐樹(福島・99期)がきっちりと連勝で勝ち上がってきた。

 「とりあえず(連勝で決勝に上がれて)良かった。青森は今期初戦に走って完全優勝。バンク相性は決していいって感じではないと思う。7着とかも取ったりしているので」と謙遜しているが、連日、強烈な仕掛けを見せており、デキもバンク相性も◎とみていいだろう。
 「青森の最終戦なので、思い切ったレースができれば」と初日特選とほぼ同じメンバーで、徹底先行型が不在なだけに言葉通りの思い切った走りを披露するシーンもありそうだ。

 チャレンジ決勝10レースでは地元の立花昌也(青森・123期)が7月の当地で成し得なかった地元Vへ向けて気合十分。
 「同期の橋本君とは大学も一緒で同級生。彼はいま5連勝中で、決勝で勝つと次の開催で特班を狙えるようになってしまう。地元・青森の最終戦だし、ここであたるからには彼の連勝を止めて自分が優勝したい」と同期撃破へ集中力が高い。

 ガールズ決勝11レースでは優勝候補の吉岡詩織(広島・116期)が危なげない走りで無傷の優出。
 「まくりはモコモコだし、やっぱり疲れはありますね。ゴール前も流し気味な感じになって踏めていない感じなんですよね。今開催が終われば、間隔が空いて休みがくるので、ラスト(決勝)を頑張るだけですね」と完調ではない様子だが、メンバー的にも力は一枚上。次走の競輪祭に向けても内容と結果の二兎を追いそうだ。

池端航一記者

2023年11月4日 18時00分

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