猪狩祐樹が豪快まくりを披露 ~立川競輪~

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猪狩祐樹
会心の一撃をお見舞いし笑顔を見せる
好タイムを叩き出した

 立川競輪ガールズF2は9日(土)に初日が行われた。A級1、2班初日特選12レースは、猪狩祐樹(福島・99期)が豪快なまくりを決めた。

 周回中に前を取った猪狩は、中団から先に切った安彦統賀を受けて4番手の位置取りに。後方からまくった原田亮太の上をまくって、豪快に決めてみせた。
 「本当は一回赤板で突っ張るつもりだったけど、安彦君がすごい勢いで来て。あれは引かざるを得なかったけど、原田が来てなかったしとりあえず中団にいようと。原田よりも先に仕掛ける余裕はあったけど、石川(雅望)さん(のけん制)を乗り越えるのは怖いから待ったんですよね。まあ、若い2人がすごいやる気だったし、俺はためてただけ。最後の200メートルぐらいしか踏んでないんだから(笑)」

 展開の利を強調して謙そんしたが、ラスト半周の上りタイムは11秒3と、この日の一番時計を叩き出したのは事実だ。体調不良明けだった前回玉野の不安は払しょく。準決勝11レースでも、再び一発をお見舞いしよう。
 

熊谷洋祐記者

2023年12月9日 17時33分

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