川越宏臣が地元で本格デビュー迎える ~京王閣競輪場~

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川越宏臣
地元で好スタート狙う
今年デビューするなかで唯一の東京籍

 7月5日(金)から京王閣競輪場でF2ガールズシリーズ『日野☆TOYODABEERカップ&潤徳会杯&報知新聞社杯』がナイター開催で行われる。

 今開催は今期からデビューする125期から4人がデビュー。注目は1レース1番車に抜てきされた川越宏臣(東京・125期)だ。
 今年デビューする125、126期を合わせても東京籍なのは川越のみ。15年以上続けてきた陸上競技はケガにより断念も、走り幅跳びで活躍した持ち前のバネを生かすべく、競輪の舞台で一念発起。将来の東京を担う新人が地元戦で本格デビューだ。
 「デビュー戦が地元で、それも1レース、1番車だなんて。京王閣では普段から練習していて、そのときいる人と一緒にやっている。師匠(内田玄希)だったり、寺沼さんたちだったりですね。練習しているバンクで走れるのはうれしい」

 ルーキーシリーズを振り返り「位置取りとか経験不足でした。脚質はダッシュで、流れのなかで無駄に脚を使っているところもあったので道中で脚をためられるように練習してきた」と課題が見えた部分を克服するように努めて本格デビューを迎える。

 「3日間、どこかで1勝してこいと言われてきた」と先輩たちの声を後押しに初戦へと臨む。

角田祐馬記者

2024年7月4日 15時30分

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