岡部陸斗は先行意欲満々 ~青森競輪~

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岡部陸斗
先行策でライン決着を目指す
師匠の言いつけを守る

 青森ミッドナイトチャレンジF2が、9月15日(日)に開幕する。123期が2人に、125期が5人と、イキのいい若手が多く揃った開催。メインの7レースに抜擢された岡部陸斗(栃木・125期)は、内容を求めて鼻息荒く参戦した。

 本格デビュー後は先行主体の組み立てで奮闘し、白星を量産している岡部。恵まれた環境と、厳しい指導のもとで、日々鍛錬を積んでいる。

 「思ったよりは走れていますね。(好走の要因は)気持ちの面が大きいです。普段は、眞杉(匠)さんや、坂井(洋)さん、長島(大介)さん、(橋本)瑠偉さんと練習しているし、あの人たちぐらいのスピードで押さえに来る人はいないと思うと、チャレンジでは楽に駆けられる。この人たちと、もがければ、A級では負けないだろって思える。師匠(山口貴弘)からは、かなり厳しく先行しろって言われてますし、今はとにかく競走にメリハリを付けています。師匠にはかなり怒られますね。『今、引いてたら先はねえぞ』って。中途半端だけはしないようにと思ってやってます」

 初日はドが付くほどの徹底先行・野見泰要が相手だが、それに怯んではいられない。最後は「Sをとって、ホーム、バックをとって。3日間ラインで決めます」と、自分に言い聞かせるように、宣言した。

熊谷洋祐記者

2024年9月14日 17時50分

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