理事長杯を制したのは清水裕友 ~寛仁親王牌~

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⑨清水裕友がまくりで理事長杯を制覇
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清水裕友
理事長杯表彰式の様子

 10月11日に前橋競輪場で始まった『第28回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)』は、「日本競輪選手会理事長杯」が初日のメインで行われた。俊敏な動きからまくりを打った清水裕友が、自力に転じた三谷竜生を沈めて後続を3車身ちぎり快勝。賞金203万5千円(副賞含む)を手にして、13日の2日目の「ローズカップ」に進出した。
 清水は「顔見せでは正直、ヤバいなと思ったんですけど。そのあとポジションとかをいろいろ修正して、最後までスピード良く踏めた」と、直前での急な変更が吉と出たようで、笑顔で振り返った。12日は台風19号の接近に伴い、中止順延がすでに決まっている。
 「(1日の順延があっても)基本的にダラダラするのが好きなんで大丈夫です(笑)。(失格以外は準決進出が決まって)気分はいいですね。気持ち的にも楽かなと思ってます」と、1日の“休み”を挟んだ2日後の「ローズカップ」には気持ちをリセットして臨む。

竹内祥郎記者

2019年10月11日 19時33分

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