断トツ人気の平原康が敗れる 京王閣開設70周年記念「ゴールドカップレース(G3)」

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平原康多
大塚玲が鮮やかに強襲

 19日~22日の日程で開催中の京王閣開設70周年記念「ゴールドカップレース(G3)」において、2次予選が20日に行われた。最終12Rでは前年度覇者のS班・平原康多が圧倒的な支持を集めたが、結果は3着。記念競輪では4場所連続で2次予選を1着で突破していた平原だったが、2次予選で連対を外したのは3月の松山記念以来となった。
 レースは黒沢征治が打鐘から先行策。平原は3コーナーで堀内俊介のまくりをブロックするも、空いたコースを鋭く突いた大塚玲が鮮やかに強襲して2車単31,220円、3連単89,640円と波乱の決着になった。
 検車場へ引き上げてきた平原を直撃すると、「黒沢君は力を出し切るレースをしてくれた。堀内君が強かったですね。一発で止まらなかったので二発目で持っていってへばりついていこうと思ったら内へ来られてしまって対処できなかった」と振り返った。
 なお、21日には準決勝3個レースが10R、11R、12Rに行われる。

本吉慶司記者

2019年10月20日 18時06分

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