本日から久々のミッドナイトW開催 ~大垣競輪場~

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谷和也
ライバル達を再び強烈パワーで粉砕だ
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鈴木美教
当所は過去6戦全勝。自信を持って臨む

 前日に既報の小倉と同日程で、大垣でもミッドナイト競輪が本日から開幕する。小倉が1・2班戦+ガールズケイリンの9R制なら、大垣はチャレンジ戦+ガールズケイリンの9R制。小倉と異なりガールズケイリンがメインとなる。前半チャレンジのV戦線をリードする115期5人は全員V実績があり、粒ぞろいだが、谷和也が一頭地抜けている。ガールズは、当所を3月にも走って完全優勝している鈴木美教が軸。梶田舞は5月玉野で2カ月半ぶりに実戦を走った上積みがあれば逆転可能か。俊敏な高橋朋恵、地元の小坂知子、積極的な野本怜菜らが間隙を突く。

 チャレンジの注目選手は前走の武雄ミッドナイトに続き谷。その武雄の3日間は圧巻の強さだった。決勝は打鐘前から仕掛けて先手を奪うと、阪本和、野上竜、前川大とそろった同型の反撃をシャットアウトしてみせた。
 「決勝は2、3着が多くて申し訳ない気持ちで一杯でした。(武雄は)作戦通りの競走で逃げ切れたので良かった。7月からは2班ですが、残りのレースで特班を狙っていきたい」
 狙うは連続完全優勝のみ。タイミングを逃さぬ積極策で再びそろったライバルを沈黙させる。

 ガールズは、3月福井でのガールズケイリンコレクション以来、2カ月ぶりに実戦を走る鈴木美がシリーズリーダーを務める。
 今年7戦で3V、準V3回、コレクション以外では連を外していない実力はまさに段違い。レースの流れに応じた柔軟な攻めが持ち味で、外併走からでも踏んでいけるような強靭な地脚が武器だが、最近は先行策も増えており、手が付けられない。トライアルで出場権を勝ち取った5月地元の静岡でのガールズケイリンコレクションが直前で中止になってしまった無念はきっちり晴らす。

権田浩一記者

2020年5月21日 12時32分

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