佐々木兄弟が地元V目指す ~川崎競輪~

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地元で兄弟優勝を目指す
両親への恩返しを胸に

 2月1日から行われている川崎ナイター競輪ガールズF2シリーズは、3日に最終日が行われる。A級チャレンジと、A級1、2班戦は共に地元の佐々木兄弟が連勝で優出を決めた。

 長男の佐々木龍(神奈川・109期)は初日特選、準決勝を会心のまくりで制し「今回は(1月)京王閣で優勝した時よりもかなり状態は良いですね。初日よりも軽く感じたし上向いている」と好調を実感。前検日に「計画的にかなり充実した練習が出来た」と語っていた通り、前回小田原からの変わり身に成功した。2日目のチャレンジ5Rで、一足早く弟の和紀(神奈川・117期)が優出を決めていたことも刺激になった様子だ。「何よりも弟の和紀が初めて連勝で決勝に乗ったので、かなり気持ちが入りましたね」。和紀は「兄に良いバトンを渡せる様に」と、こちらも気合は十分。龍は決勝について「京王閣では次男の眞也(117期)と兄弟優勝できたし、今回は三男と決めたい。兄弟優勝できれば何よりも親孝行になると思っているし、両親を早く安心させて、楽をさせてあげたいですから」と、佐々木家を支える長男としての責任感を胸に激走する。

 また、ガールズ決勝には佐藤水菜(神奈川・114期)が危なげなく無傷の優出を決めており、地元トリプル優勝にも期待がかかる。

 8Rチャレンジ決勝戦は18時28分、11Rガールズ決勝戦は19時57分、12RA級1、2班決勝戦は20時30分の発走を予定しております。エンジョイサイトでの投票締め切り予定時刻は、いずれも発走の5分前となっております。

熊谷洋祐記者

2021年2月2日 21時38分

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