3代目フレッシュクイーンは増田夕華 ~西武園競輪場~

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増田夕華
トロフィーを手に写真撮影に応じる
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直線鋭く伸びてVを達成
直線鋭く追い込んでV

 西武園競輪場で開催されている開設71周年記念「ゴールド・ウイング賞(GIII)」は、4月18日が最終日。6レースでデビュー2年未満のガールズ選手7名による“第3回ガールズフレッシュクイーン”が争われた。

 レースは、打鐘の2センターから動いて最終ホームでハナに立った高木佑真を1コーナーで尾方真生が叩いて主導権。周回中に尾方の後ろを確保した増田夕華(岐阜・118期)は、ピタリと尾方をマークして絶好の2番手でバック線を通過する。その後も後ろからの反撃はなく、直線鋭く追い込んだ増田が一発勝負を制した。

 「まさか獲れると思ってなかったのでうれしいです。自力が多いし自分の力を使って前々に行こうと思っていたけど、尾方さんが(青板のバックで)上がってきたので(前に入れて)自分では動かずに、待ってっていう形になりました。(尾方は)ダッシュが良いので踏み出しだけ集中して、ちぎれないようにしようと思っていました。展開が良くて直線でちゃんと出れたので良かったです。(3月)名古屋で初優勝できて、心に余裕ができたので考えて走るレースができているのかなと思います。今回は展開に恵まれた1着なので、自分の力で1着を取れるように力を付けていきたいです」

 3代目フレッシュクイーンの活躍に今後も注目したい。

岡崎優美記者

2021年4月18日 14時39分

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