ダービー3日目はガールズコレクション ~京王閣競輪場~

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児玉碧衣
絶対的な強さで女王に君臨
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佐藤水菜
女王相手に一矢報いるか
華やかな7名が集結した

 5月4日(火)から京王閣競輪場で開催されている第75回日本選手権競輪(通称ダービー)の3日目(5月6日)に『ガールズケイリンコレクション2021京王閣ステージ』が最終の12レースで行われる。ガールズコレクショントライアル2021を勝ち抜いてきた(上位者2名に残り1名は各開催の優先順位の上位者)7名が集結した。

 V候補最右翼は3年連続ガールズグランプリを制して、3月の松阪ステージでも完勝した女王・児玉碧衣(福岡・108期)だ。
 「豊橋の欠場は腰痛が出て、モガけなくはなかったけど、大事を取って欠場しました。前回の小倉はドームで大好きなメーカーのフレームディスクだったので手応えは良かった。ここまではケアしながら練習はしっかりとした。いつも通り久留米のバンクで練習してきた」とキッチリ調整してきた様子。「コレクションは17年のここが(京王閣)初めてだった。(デビューしてから)京王閣での優勝はないけど、悪いレースは見返さないので。その時と比べて、脚力、精神力共に成長しているから心配はしていない。一発レースで良いメンバーだけど、やることは変わらない。誰がどう動くとかじゃなくて、仕掛けのポイントだけを集中して。バンクが軽ければ風は吹いていいけど、風が吹いてバンクが重いのは嫌。スポークも大丈夫」と自身の仕掛けに集中するのみで他を置き去りにするスパートで女王の貫録を示す。

 昨年の7月からナショナルチームに所属して二足の草鞋を履く佐藤水菜(神奈川・114期)が意地を見せたいところ。
 「前回の決勝はまくりになってびっくりした。逃げ切りだと思ったので。でもバックを取っての優勝なので良かった。感覚も良かったですね」と前走を振り返って笑顔を見せた。「4月のプレ五輪でハロンのベスト(10秒9、以前は11秒3)が出た。小林優香さんとも戦って先行で1本取れたし、ケイリンでは2周駆けて結果は良くなったけど、ゴール前まで粘れたし内容は良かった」と競技でも力をつけており着実にレベルアップしている。「先週は追い込んだ週で、今週は強度の強い練習ではあったけど、リカバリーはできた」と調整に関しても問題なし。「京王閣は初めて。風も味方につけて良いタイムを出したい。自分でレースを作りたいですね」とナショナルチームで鍛えた力で女王に立ち向かう。

 ガールズコレクションはメインの12レースで発走予定時刻は16時30分、¥JOY×プロスポーツの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年5月5日 18時43分

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