119期がぶつかり合う ~青森競輪場~

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犬伏湧也
四国の大器がレースを席巻だ!
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上杉嘉槻
犬伏相手にリベンジなるか!?
~ルーキーシリーズ2021プラス~

 第119期生による「競輪ルーキーシリーズ2021プラス」が青森記念最終日の9月26日、6レースで争われる。『ルーキーシリーズ』で好成績を挙げた選手を集めた企画レースの第1弾だ。

 注目の並びは以下の通りになった。
 ②木村佑来-⑦平山優太
 ⑥谷口力也-④北川大成
 ①犬伏湧也、③上杉嘉槻、⑤石塚慶一郎の3名は単騎となった。

 人気を集めるのはやはり在所ナンバーワンの犬伏湧也(徳島・119期)だろう。デビューしてから27走して25勝と圧倒的な数字を残しており、S級への特進こそまだだが、時間の問題だろう。
 「前回の決勝は風も強くて最後は一杯になってしまいました。(順延で)一日伸びるイレギュラーもあって難しかったですね」と前回の別府を振り返る。「普段は島川(将貴)さんと連絡を取り合って練習することが多いですね。やっぱり小倉(竜二)さんや阿竹(智史)さんみたいにS級の上位で戦えるように頑張っていきたい」と今後の抱負も笑顔で語ってくれた。今回に関しては「みんな強いから挑戦者のつもりで精一杯頑張ります。それにここで勝てれば自信に繋がると思う。練習仲間からは『頑張ってこい』と言われので、結果を出したい」とA級の枠では収まらない豪脚を唸らせて同期たちをまとめてねじ伏せてくれそうだ。

 その犬伏に対抗心を燃やしているのは上杉嘉槻(福井・119期)だ。犬伏とはここまで2度対戦して共に負けており、リベンジに燃えている。「次走で特進のチャンス。今回は良いレースをして次につなげたい。まだレースは力でいっている感じがあるし、S級では力だけでは勝てないからレースもしっかりと組み立てたい。ゆくゆくはS級に上がれると思っているし、そこを視野に入れて走っている」と早くもS級を見据えている。「全員がライバル」と答えたが、「(犬伏に2度やられた)あの時とは自分も違う。力の差を埋めてきた」と自身の成長に胸を張るだけに闘志むき出しの走りで犬伏に立ち向かう。

 注目の一戦は13時07分に発走予定。enjoy×プロスポーツサイトの投票締め切り時間は発走の5分前となっております。
 

池端航一記者

2021年9月25日 18時40分

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