取手とは相性良い川越勇星 ~取手競輪場~

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川越勇星
自己採点も高い走りを披露し自信アップ
V実績ある当所で躍動

 10月7日(木)に初日を迎えた取手競輪F2ガールズシリーズはモーニング開催で行われた。

 A級1・2班戦の初日特選12レースは川越勇星(111期・神奈川)が2着ながら完璧なレース運びを見せた。
 切った長沼謙太の動きに乗って打鐘では坂本紘規にフタをして動きを封じると、最終ホーム目掛けてスピードアップ。勢いよく叩き出ると、別線は太刀打ちできず最後は番手の上原龍に差されたもののラインで上位を独占した。

 川越はレースを振り返って「やりたいことがすべてできた。組み立ても完璧だったし、最後に差されなければ満点のレース」と納得の表情。「最後に差されていないような脚があればここ(A級)では走ってないですよ。今の脚力ではこんなものだし力を付けていかないと」と現状の力も把握できており、冷静さも持ち合わせている。前回松戸の開催後に腰を痛めるアクシデントもありながらの参戦になったが「今日になって腰の痛みが引いた。そうなるように調整してきましたけどね」と仕上がりも万全だ。当所は一昨年の8月にVを決めており相性も抜群で機動力の違いを見せて準決を突破する。

 「最近、初日があまり着が良くなかったので2着でも良い着を取れて良かった。初日が重くて日に日に良くなるように調整しているせいもあるけど、それだけではなかった感じもあったなかだったので。取手との相性の良さもあるのかな。成績が良いし久々に走ったけど、走りやすかった」とV実績がある取手バンクとの相性を味方に、準決勝こそ白星をつかみ取る。

角田祐馬記者

2021年10月7日 16時00分

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