川口雄太がV締め ~小倉競輪場~

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川口雄太
縦横無尽な走りでS級でもアピールする
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中村美千隆
まだまだタテ脚は健在
来期からは初のS級へステップアップ

 12月24日に最終日を迎えた小倉競輪ミッドナイトシリーズは、メインのA級1、2班決勝戦で川口雄太(徳島・111期)が縦横無尽な走りから優勝を飾った。

 レース終了後、川口は「作戦通りでしたね。2分戦だったし8割粘る作戦で、2割が先行でした。踏んだ感じも良かったし巧くいきました」とレースを振り返り、勝因を分析。
 
 来期から初のS級へステップアップするが「まずは早くS級のスピードに慣れたいですね。S級に上がるからには上のクラスで戦いたいですし、全体の底上げをしていきたい」と意気込みを語ってくれた。

 また8レースに行われたチャレンジ決勝戦では、ベテランの中村美千隆(兵庫・80期)が新人4人を相手に優勝を決めて「任せた石田君が頑張ってくれました。先行する気持ちが一番強かったですね。いい形で締めくくれて良かったです。来期からA級2班に戻れるので、また頑張ります」と喜びの声と、来季への抱負を語ってくれた。

及位然斗記者

2021年12月24日 23時59分

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