金田涼馬が特別昇班に王手 ~取手競輪場~

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金田涼馬
特別昇班への思いは強い
チャレンジ決勝は九州が二手に分かれ三分戦に

 5月1日(日)、取手競輪場で行われているモーニング7開催の2日目。5レースで金田涼馬(119期・神奈川)が鋭いまくりを決めて、特別昇班へあと1つに迫った。

 レースを振り返った金田は「組み立てが悪くて、連日仕掛けが遅れている。今はラインで決まりやすくなるように、シッティングで仕掛けようとしている。それだと仕掛けられるポイントが少ないだけにどうしても遅れてしまう。今回はとくに」と上を意識し取り組んでいる課題に、良い成果を出せず表情は曇っていた。

 特別昇班がかかる大一番を前に「単騎はダメだったことがあって嫌なんですよ」と話していたが、地元の黒滝大翔と連日金田をマークしていた大越啓介が番手、3番手を主張し3車ラインを形成。さらに九州4車が別線を二手に分かれたことで金田に追い風が吹く。
 「反応が良くないので、そこだけ修正して。決勝は結果にこだわってスタンディングを解禁?ラインができるならシッティングで仕掛けることにこだわってしまうかも」とあくまでライン決着を意識したうえでの特別昇班を狙う。

 チャレンジ決勝は6レース、発走時刻は10時10分を予定しています。また、最終日が行われる2日(月)は取手競輪場は無観客開催で行われます。ご注意ください。

角田祐馬記者

2022年5月1日 13時50分

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