犬伏湧也が衝撃の地元記念デビュー ~小松島競輪場~

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犬伏湧也
力強い競走で師匠とワンツーを決めた
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S班松浦と犬伏の初連係に注目
二次予選ではS班松浦悠士と連係

 6月30日、小松島競輪開設72周年記念「阿波おどり杯争覇戦」の初日が行われ、地元の超新星・犬伏湧也が11レースで圧巻のレースを見せた。

 レースでは警戒された犬伏がジャン過ぎ2センター7番手から豪快に巻き返す。前団を2コーナー前にまくりきると、バックでは3車で出切って完全にラインで上位独占の形を作った。そこからもさらに加速していき、上がりタイムは衝撃の10秒7。師匠の阿竹智史と初のワンツーを決めた。

 「ラインで決まったことは良かったと思う。師匠と練習していたことができているのかなと。レースの組み立てがうまくできれば、これからにつながっていくのかなって思います。(初日は)地元記念というよりも師匠との連係に緊張した。やっぱり気持ちが入るので」と初めて師匠とワンツーを決めたことを喜んだ。

 二次予選は12レースでS班松浦悠士との連係になった。「松浦さんとは初めてですけど心強い。駆けるだけですし、やることを果たす。あとはどこまでできるかですね。決勝は甘くないし、一戦一戦頑張るだけ」。地元のスター候補生がS班を背に地元バンクを駆け抜ける。

小山裕哉記者

2022年6月30日 18時34分

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