第18回サマーナイトフェスティバル開幕 ~玉野競輪~
準決フリー切符の初日特選は激戦ムード
7月16日(土)から玉野競輪場で第18回サマーナイトフェスティバルが幕を開ける。玉野競輪場で特別競輪が行われるのは2010年2月の西王座戦以来で、12年ぶりに玉野競輪場で競界屈指のスピードバトルが繰り広げられる。初日12レースの特別選抜予選は激戦ムードとなったが、2日目以降に向けてシリーズの流れをつかむ意味でも大事な一戦で、超一流が交えるハイスピードバトルに注目したい。
前年度覇者の松浦悠士(広島・98期)は盟友の清水裕友に前を託して別線撃破に挑む。
「(前回は)感触も良かったし、脇本(雄太)さんと力勝負ができなかったのは残念だけど、セッティングを変えて感触を確かめられたのは良かった。サドルを上げていい感じだった。まだセッティングが完ぺきではないですけどね。(地元地区で連覇のかかるサマーナイトフェスティバルに)勝たなきゃいけないプレッシャーはないけど、勝ちたい。疲れはそんなにないし、感触もいつも通りいいと思います」
第13回大会覇者の新田祐大(福島・90期)は初連係の小原佑太に前を任せ、佐藤慎太郎が後ろを固める充実ラインで久々の勝利を目指す。
「(前回は)成績はおいといてですけど、初日は思った以上に踏み出しとかは良かった。でも、2日目からは思った以上に体にダメージがきていた。怪我の痛みとかもあって、うまく成績につなげることができなかった。(そのあとは)練習の感じとしては、かなりいい状態にきている。ただ、怪我の部分はどうしても、その日の天候だったり体調によって変化があって、良くなったり悪くなかったりとかもある。そのなかで日々の練習はこなせている」
古性優作(大阪・100期)は単騎戦に。昨年のグランプリはもちろん、先月の高松宮記念杯を単騎で制している実力者で決して侮れない。
「前回の福井が終わってから股関節の痛みがなくなって、練習の強度を上げられましたね。あとは疲れが抜けてくれればって感じですね。正直、単騎戦は自分の中では得意じゃなくて、良かったのはグランプリと宮杯の決勝だけですからね。去年のサマーナイト初日も単騎で勝てていないですし、去年の親王牌の初日とかもたしか勝てていないと思うので(結果は2戦とも2着)。流れをしっかりと見極めて戦えるように」
2022年7月15日 18時32分
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選手詳細データ
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松浦悠士 選手広島・98期
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新田祐大 選手福島・90期
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古性優作 選手大阪・100期