第79回日本選手権競輪が開幕 ~名古屋競輪場~

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古性優作
日本選手権競輪は手にしていないタイトル
今年の優勝賞金は9400万円

 第79回日本選手権競輪が4月29日から5月4日の日程で名古屋競輪場で行われる。通称「ダービー」と呼ばれる当大会はG1の中でも最高峰に位置づけられ、獲得賞金額のトップ162人が集結。今年度の優勝賞金は9400万円となり、頂点を目指す激闘が明日から始まる。

 特別選抜予選は3個レースあり、初日の29日11レース、2日目の30日10レース、11レースで行われる。初日11レースのメンバーとコメントは以下の通り。

【並び】
⑨脇本雄太-①古性優作
②新山響平-⑧菅田壱道
③吉田拓矢-⑥小林泰正-④武藤龍生
⑤松井宏佑-⑦松谷秀幸

【コメント】
①古性優作「脇本さん。しっかりトレーニングをしてケアもしてきた。感覚は悪くなかったけど、過去の自分よりも数値は下回っていたので欲を言えばもう少し欲しかった。名古屋は前回(共同通信社杯で)こけて迷惑をかけているので、今回は優勝して帰りたい」

②新山響平「自力。武雄は熱で走れる状態ではなかった。帰ってからも長引いて3日~4日休んで、そこから慣らすようにやってある程度は戻してきた。(状態は)ボチボチ。(名古屋は)軽いし、今回走って自分向きかなと」

③吉田拓矢「関東の先頭で。熊本は脚は悪くなかったけど、組み立てを失敗。でも、熊本に行くまでに練習の疲れを残していたので、レースを走って(疲れが)抜けていると思う。(仕上がっているか?)そうですね。」

④武藤龍生「関東3番手。状態はいいですね。ラインの力で優勝できているけど、ここに向けてしっかりとやってきた。直前の感じも良かった」

⑤松井宏佑「自力。背中が痛くて、様子を見ながらやってきたけど、今は問題ないし、仕上がりも悪くない。全日本選抜、ウィナーズカップと決勝に乗れていないけど感じは悪くない。悔いのない走りをしたい。名古屋は好きなバンクです。(純白の白スーツは)気合いを入れて来ました」

⑥小林泰正「吉田君。股関節を痛めて休んでいる時もあった。吉田君の調子がいいので、前を任せることに。番手で仕事をしたい。自分は8割から9割」

⑦松谷秀幸「松井君。前回は優勝したかったけど、前(郡司浩平)が強すぎた。練習はいつも通りにやってきて、状態は変わりなくこれていると思う」

⑧菅田壱道「新山君。彼と連係することをイメージして離れないで余裕をもって追走できるようにやってきた。数値などを整えてきた」

⑨脇本雄太「前で自力。自分のやりたいことはできているけど、それが結果に出ていない。(前回はバンクレコードを出したが)新しいフレームを使って、ある程度つかめたんですけど、納得ができなかったので(以前のフレームに)戻した。ここは軽くてスピードはでるけど、イマイチなんですよね」

小山裕哉記者

2025年4月28日 17時28分

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