第18回サマーナイトフェスティバルのベストナインが決定 ~玉野競輪場~

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犬伏湧也
ポテンシャルの高さを示して決勝も攻め切る
スピードスター新田祐大VS絆を示す中四国勢

 7月17日(日)にシリーズ2日目を迎えた第18回サマーナイトフェスティバルは準決勝が終了して決勝メンバーが出揃った。決勝の並びと選手のコメントは以下の通り。
【並び】①新田祐大-⑦佐藤慎太郎
    ⑨犬伏湧也-②松浦悠士
    ⑥岩本俊介-④和田健太郎
    ⑧山田英明-⑤荒井崇博
    ④森田優弥
【コメント】
①新田祐大「叩き合いは誰も想定できることだけど、そうならない可能性もあるかなと。それでも自分は勝負できる位置にいるのが大事だと。どっちが先に来てもすごいダッシュでくるだろうし、そこに乗り遅れないように。残り1周を過ぎて結構、体力を使っていた。バックから3コーナーが爆風だけど、そこは苦しくてもフルスロットルで」
②松浦悠士「ちょっと前の様子はわからなかったんですけど、いいタイミングで行ってくれた。本当に凄かった。あと1キロ、2キロ上がったら千切れていたかもって感じでしたね。バックから平原さんを気にしながら犬伏君もきつそうだったのでギリギリまで待って。踏み込んだ感触も良かったし優勝を目指して」
③和田健太郎「(突っ張りは)郡司のとっさの判断だったんじゃないかと。郡司も赤板であんだけ踏んでたのに、吉田君をキメてすかさずいってくれた。そしたら番手まくりにあっちゃった。それで郡司を迎え入れてゴール勝負ができればと。郡司があそこまでいってくれたんで」
④森田優弥「ジャンの辺りでの反省点があります。(新田の後ろの6番手まで)引いてしまった。新田さんのまくりに付いていっただけになってしまった。感触はいい」
⑤荒井崇博「2人が頑張ってくれたので1着を取れました。中団に入れようと思って待ってたけど、行ったんで付いていきました。郡司(浩平)とか古性(優作)にすくわれたら嫌なので、内は空けられなかった。自分の感触は悪くない」
⑥岩本俊介「車番が悪かったので色々考えたんですけど前受けはきついなって思ったのでスタートはがまんしました。絶対に仕掛けてくる選手しかいなかったので想定内だったんですけど、最後まで伸びたと思います。(脚は)たまっていましたね。感触は凄く良かったです」
⑦佐藤慎太郎「裕友が番手から出るのか、俺と裕友がからむパターンもあるかなと。気を引き締めていました。ワンツーが決まって良かったです。昨日(初日)は1周半をメイチでモガいた感じだったんで、昨日に比べたら多少は余裕がありました。(状態としては)キープで、めちゃくちゃいいっていう感じではない」
⑧山田英明「前を任せている太田君の気持ちもあったし、あそこは腹をくくって出させてもらいました。荒井さんに3番手を固めてもらっているし。ラインで1人でも多く勝ち上がるには、あれしかなかった。こんなに早くビッグの決勝に乗れると思わなくて、自分でもビックリでしている。ラインには感謝しかない」
⑨犬伏湧也「先行一本にはこだわらず状況をみて行けるところからしっかり冷静にって立ち回れたのかなって。ちょうど併走になったときに吸い込まれる感じがしたので、眞杉君のペースでいかれるとまくれないと思ったので早めに仕掛けました。正直、きつくて出切ってからはいっぱいで、残してもらった感じです」

細川和輝記者

2022年7月17日 22時14分

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