地元の宮越孝治が好発進! ~富山競輪場~

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宮越孝治
地元で1勝だけでは満足しない!
二次予選も好目標を得てチャンスを逃さない

 富山競輪場で開催されている第5回施設整備等協賛競輪in富山『神秘の海富山湾カップ』GⅢは17日(木)に初日が終了。第5レースに出走した地元の宮越孝治(富山・82期)が白星スタートを決めて場内を沸かせた。

 前検日から「準備不足か、入れ込み過ぎだったのかわからないが、未勝利で終わってしまった夏の富山記念のリトライできるチャンスをもらった。今回は準備万態だし自分でも楽しみなデキ。覚悟を決めて頑張る」と誰よりも地元開催への気合が入っていた。

 その言葉通り初日は土生敦弘の先行に乗って白星スタート。「リラックスして走れた。今回は(前の仕掛けに)離れない仕上がりなので、自分でも安心」と一走して自身の状態に納得している。

 「(富山は)いつも声援が多い。さすがに夏(記念開催)に比べると少ないけど、それでもいっぱいお客さんがいましたし、いっぱい声援が聞こえて力になりますね」とファンの声援に応えて夏の記念では果たせなかった白星を幸先よく挙げた。

 二次予選(11レース)は竹内雄作を目標に得て「番組さんに感謝ですね。ここで連係したこともあるし、ワンツーもある」と好目標を得て思わず顔がニヤけていた。
 「(別線の)晝田君は抵抗してきそうだから(竹内)雄作も脚を削られそう。磯島君は初日のレースを見ている限り、無理な仕掛けはしそうにない。うまく雄作のサポートをしたい」と早くもレース展開を想定していた。昨年の当地記念では2勝(初日と準決勝)を挙げて決勝に駒を進めている。勢いをさらに加速させるためにも二次予選で勝利を手繰り寄せたい。

池端航一記者

2022年11月17日 18時09分

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