長谷部龍一は短走路に自信アリ ~松戸競輪場~

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長谷部龍一
積極策で本線に抵抗する
準決勝は強敵に立ち向かう

 松戸競輪場でF2ナイターシリーズ『第19回チャリロト松戸杯』が開催されており、1日(木)に初日が終了。10レースに出走した長谷部龍一(岐阜・117期)は正攻法からの突っ張りで白星スタートを決めた。

 「スタートは前取れたら突っ張ろうと思っていたし、仮に後ろ攻めでも先行はしようと思っていた。前回が全然良くなかったから同じ失敗しないようにしようと心掛けた」と主導権取りに迷いはなかった様子。

 「調子が良いのか上手に走れましたね。400バンクは警戒されてけん制されたりするけど、短走路はレースが動いてくれるから自分の順番がくる」と動きがあるレース展開を得意としているようで、短走路は自身に合っている。

 「他の競輪場ではあまり声援がないのに松戸はお客さんからの声援が凄い。これは嬉しいことですね」と声援を力に変えている。

 「短走路は出し切るレースができればラインで決まると思っている。半端な気持ちで仕掛けると前回と同じようなレースと成績になってしまう。脚は問題ないから準決勝も出し切るレースをするだけ」と仕掛けに自信を持っている。

 初日に白星を挙げてこれで短走路の1年間の成績は1着4回、2着1回、3着1回、着外1回と抜群の成績を残している。準決勝はメインレースで能代谷元(神奈川・111期)との2分戦となったが、侮れない存在になりそうだ。
 

池端航一記者

2022年12月1日 22時00分

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