初日は地元勢が3勝の活躍 ~伊東温泉けいりん~

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格清洋介
1R1番車で1着ポーズを決めた
格清洋介は1R1番車の大役を務めた

 2月16日に第6回施設整備等協賛競輪in伊東温泉『花と海といで湯賞』GⅢの初日が行われた。初日は地元勢が3勝を挙げて開催を盛り上げた。

 地元のトップバッターを務めたのは格清洋介。1R1番車で1着をつかみ、地元勢に勢いをつけた。「緊張したけど、1着でよかった。前を取ってから流れででしたけど、ジャン前に(別線が)踏んでいたので、あの仕掛けで、冷静になってしまった。無理やりの仕掛けになったので、もう少しスパーンと行きたかったですね。朝早くは大変だったけど、何とか頑張ったし、ホッとしました。12月の記念は初日に失敗したので、今回は勝ち上がれてよかった」と勝ち上がれたことで安心した様子が伝わってきた。「(生まれてから)ずっと伊東にいます。家もその辺だし、高校も伊東高校」という生粋の地元で見事に大役を果たした。

 6Rでは土屋裕二が鈴木浩太の番手から抜け出して1着。「毎年地元記念に呼んでもらってて、なかなか結果が出せてなかった。初日の大事な所で1着が取れてうれしい。でも、鈴木君を残せなかったのが・・・。余裕はあったけど、1着を欲しがっちゃいましたね。ただ、あの感じなら鈴木君も(勝ち上がり権利の)5着には残るだろうなと思って。初日が大事だし踏ませてもらいました」と絶好の展開から結果を残す。

 8Rは渡邉晴智が鈴木陸来を交わして1着スタート。「33なので、僕はもう必死ですよ。(1着で)良かったです。(抜ける感じは)なかった。ゴールしたら1着でした。(鈴木と渡邉雅也が同期で)息子がいつも世話になっているので。僕はもう頑張るだけです」と口数は少なかったが、地元の誇るレジェンドが今期初勝利をつかんだ。

小山裕哉記者

2023年2月16日 19時29分

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