準決勝は挑戦者の立場で挑む

　5月13日（土）から小倉競輪場で開催されているF1ナイターシリーズは初日が終了。第8レースで先行逃げ切りを決めた地元の林慶次郎（福岡・111期）は兄（大悟・109期）から譲りうけたフレームがバッチリとはまり納得の表情を見せた。

　「もともと兄が作って、乗った感じがイマイチだったフレームなんですけど、それを譲ってもらったんですよね。同期の久保田（泰弘・山口）君に今のフレームはヤバいから換えた方が良いって言われてそれで兄のフレームに変えました」と同期の助言を聞き入れて兄から譲ってもらたったフレームで地元戦の初戦から躍動。

　「兄から『踏み直しが効きにくい』と言われていたけど、そんなことは全然なくてしっかりと粘れた。スローペースの展開だったのもあるけど、イメージ良く走ることができた。あとは周りが強くなってハイペースになった時にどうなるかですね。準決はメンバー的にもハイペースになりそうですからね。イメージが良かったからひとまずこのままセッティングは変えずにいきます。準決を終えて感じることがあれば、いじると思います」とフレームをうまく乗りこなしており、下手にいじることなく準決勝は強敵に立ち向かう。

　明日14日（日）に林慶次郎が出走するのは第11レース。発走予定は20時00分となっております。

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  林慶次郎 選手福岡・111期