決勝は初日と同じ取鳥との2分戦

　5月13日（土）から小倉競輪場で開催されているF1ナイターシリーズは14日（日）に2日目が終了した。準決勝第11レースで三谷竜生（奈良・101期）が前との車間が大きく空くも後方から11.2秒の豪快まくりで前団を捕らえて周りを驚かせた。

　追走した岡崎智哉が「自力屋としてショックなぐらい強かった」とコメントするぐらいの豪快まくり。本人は「小原君が掬ってくるのは頭にあったので落ち着いていた。小原さんがこなかったらホームで仕掛けようと思っていたんですけどね。前が車間を空けているのがわかったけど、思ったより遠かった。ただ仕掛けた時に乗り越えられる感じはあった」と飄々としていた。

　「とくにかえた所はないのでいつも通りなのかなと思う」と普段と変わらず平常心を保っていた。

　明日15日（月）に行われるS級決勝は7名中6名がシード組と初日特選とほぼ変わらないメンバー構成となり、「ザキさん（岡崎智哉）ぐらいでほぼ初日と一緒ですね。取鳥君との2分戦になるし、初日のこともあるので、しっかりと考えて走りたい」と初日特選では取鳥と壮絶なモガき合いを演じて7着大敗している。同じ轍は踏まないはずで、取鳥を手玉に取る仕掛けで2月の地元奈良記念以来の優勝を獲りにいく。

• 選手詳細データ

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  三谷竜生 選手奈良・101期