地元勢が全員勝ち上がり! ~水都大垣杯~

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不破将登
前回優勝で勢いに乗っている
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山口富生
衰え知らずのベテランだ
初日は終日暴風が吹き荒れた

 6月3日(土)から大垣競輪場で開催されている開設71周年記念『水都大垣杯』は初日が終了。
 初日は全てのレースで暴風が吹き荒れており、地元の重鎮・山口富生(岐阜・68期)も「ここまでの風は最近なかった。風がヤバい」と言うほどのバンクコンディションだったが地元から参加した8名全員が二次予選に勝ち進んだ。

 白星で地元勢に良い流れを呼び込んだ不破将登(岐阜・94期)は「志田君がいつもと違ってバックでタレてきたから風が強いんだなと。なので少し車間を空けたらすごい風を受けて離れそうになった(苦笑)」と暴風の中でのレースを振り返った。「人の後ろだけど1着を取れているし調子は良い。自分でいうのもあれだけど、(競走得点)99点の脚じゃない。自力でやる準備もしているし、1周半ぐらいなら踏めます!やっぱり踏めないかも(笑)」と脚以上に口も回っていた。明日4日(日)は初日と同じ6レースに出走で志田龍星と再タッグだ。

 重鎮・山口富生(岐阜68期)は3着で予選を突破。「グレードレースを走る選手じゃないから(笑)。ただ9車は好き。(7車と違って)穴がいっぱいあるからね」と3月の当地記念以来のGレースでニヤリと笑った。「調整しても失敗することもあるし、(調整が)うまくいくときもある。(今回は)調整して状態は問題なく、ベストな状態かな」と年齢を積み重ねてコンディション調整が難しい中でも満足のいく状態で参戦している。3月の当地戦では二次予選で敗退。明日は7レースに出走で橋本優己の番手回り。地元の大ベテランがGレースで久々の準決勝進出となるか注目だ。

池端航一記者

2023年6月3日 19時46分

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