6月3日（土）から大垣競輪場で開催されている開設71周年記念『水都大垣杯』は4日（日）に2日目が終了。犬伏湧也（徳島・119期）は初日特選でラインを上位独占に導くと二次予選では後続をぶっ千切る快勝。今年に入りG1初優出など急成長を遂げている犬伏は好調の要因をこう語る。

　「あっ旋しない処置で今年1月に走れなかった期間で小倉（竜二）さんから言われて始めた鐘から1周半をハイペースで踏み切る練習を今も継続してやっています。今はタイムをより速くすることを意識してやっている」と苦しいトレーニングを継続してさらに上のレベルを目指している。

　「そのきつい練習をやっているのが好調の要因だと思います。走りにも出てくれていると思うので」と練習は嘘をつかないとはこのことで、ビッグレースを中心に存在感が際立っている。

　「あとはそれをどんな状況でもレースで出せるようにしていきたい。まだレース中に仕掛け所で迷ったりもしてしまうので」と現状に満足する様子は一切なかった。

　今シリーズの2日目までを含めて、今年31走して最終バックをトップで通過できなかったのはたったの5回。競輪界屈指の先行屋となったが、これからさらに磨かれていきそうだ。

　明日5日（月）の準決勝はメインの12レースに登場。初日特選でも呼吸を合わせた松浦悠士に柏野智典とラインを組む。

• 選手詳細データ

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  犬伏湧也 選手徳島・119期