近畿勢は古性優作が前回り! ~松山競輪場~

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古性優作
脇本の前を回るのは2度目
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脇本雄太
「後ろで勉強させてもらう」
古性-脇本の並びは昨年のウィナーズカップ決勝以来

 明日3月7日から松山競輪場で令和6年能登半島地震復興支援競輪・松山競輪開設74周年記念『金亀杯争覇戦』G3が開催される。好メンバーが名を連ねてS班は総勢5名が登場する。
 初日特選の近畿勢、古性優作と脇本雄太の並びは古性が前回りとなった。

 古性は「ここ2場所は自分が弱い。力不足」と自身の評価を下す。
 「疲労を溜めることを考えて練習してきた。当面の目標は日本選手権競輪」とG1を念頭に置いているからこそ、今は追い込みの時期。
 並びに関しては「脇本さんのほうから任せていいか? と言われたので。どっちが前でも想定して準備してきている」と経緯を説明してくれた。

 番手を回る脇本雄太はこう説明する。
 「前回はまだ糸口が見えていない感じで、納得できるレースがひとつもなかった。体のコンディションも仕掛けところも納得できなかった」と奈良記念を振り返る。
 「終わってから岸和田で寺崎(浩平)君とかもいて良いメンバーで合宿した。でも終わってからぎっくりになってしまった。調子が良くないのもあって古性君に任せることにした。後ろで勉強させてもらう」と現状を加味して総合的な判断で決断した様子。古性の番手を回るのは昨年、別府で開催されたウィナーズカップ決勝以来となる。

 豪華メンバーが集う初日特選は16時35分、発走予定となっております。

池端航一記者

2024年3月6日 16時37分

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