激戦を勝ち上がったファイナリスト９名

　６月２２日岸和田競輪場で「第76回高松宮記念杯」（GⅠ）の決勝戦が行われる。激戦を勝ち抜いた９名の並びとコメントは以下の通り。
　【並び】
　⑨寺崎浩平－⑦脇本雄太－①古性優作
　②深谷知広－⑤郡司浩平－⑧松谷秀幸
　④太田海也－③清水裕友
【コメント】
①古性優作「福井勢へ。個人的に優勝しないといけない理由がありますし、しっかり頑張る。モニターを見て修正していますが、ダイジェストを見てフォームの確認をしたい。（明日に向けて）クールダウンをして体の使い方を考えて、決勝を走るまで競輪のことだけを考えて、今もっている力を出し切れたら」

②深谷知広「自力。最近にない、いいカカリだったと思います。（最終4コーナーからでも）しっかり踏めていたと思います。直前に体調を崩したけど、徐々に回復してきた。でもギリギリの状態」

③清水裕友「太田君。（感触的には）今日は脚的にも顔見せから重かったですけど、レースは大丈夫でした。疲れはありますね。（冬場に休んで復帰してから）今回が一番良いと思います。夏冬逆転したと思って頑張りたいですね。（決勝までには）疲れを抜くぐらいですかね」

④太田海也「自力。2年前とかデビューしてから全然、成長してないなって感じられるレースでした。裕友さんのおかげで2着に残れた。もっと強い脚力があれば、脇本さんにも来られず（結果待ちではなく）裕友さんも決勝が確定していたと思う。脇本さんにいかれてしまったのは脚力不足。ナショナルチームでやってきた人たちがいる。力勝負をして勝ちたい」

⑤郡司浩平「深谷さん。深谷さんが獲るレースをしてくれれば。決勝に乗ったからにはチャンスがあるので、（展開が来たら）モノにできるようにしたい。今日（4走目）は余裕をもって回れたけど、判断だけが難しかった」

⑥末木浩二「単騎。初日に落車したしラインで最低限走ろうとしているのがつながった。万全ではないので、気負わず、気楽なのがいいのかもしれないです」

⑦脇本雄太「寺崎君。道中が思ったより早くて、その上を仕掛けることができなかったのが反省です。（8番手になって）かなり焦っていました。ああいう並びなった以上、自信のあるところからと。最後まで抜けるかどうかわからなかったくらいキツかった」

⑧松谷秀幸「南関３番手。ウィナーズカップの準決で浅井（康太）君にハンドル投げで負けたので。師匠にそういう紙一重のところが命取りになるって。ゴール前の必死さがないとダメって言われたので。その成果が出ているのかなって思います」

⑨寺崎浩平「自力で出し切るだけ。初日は得意のまくりが不発になって、岸和田は軽くて前がかかるから後方のまくりは苦しい。しっかり先手を取れば逃げ残れることがわかって長い距離をいって着も取れている。体調は悪くないし、逃げて決勝に残れているので内容は充実しています」

• 選手詳細データ

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  脇本雄太 選手福井・94期