地元でチャンスをつかむか

　6月1日（土）から京王閣競輪場にてミッドナイト競輪競輪の『ウィンチケットミッドナイト競輪』がF2開催で行われる。
　今回は7レース制のオールチャレンジ戦で、今シリーズは好調な123期の面々が多く激戦ムード。なかでも注目は2場所連続完全Ｖ中の地元・石田典大（東京・123期）だ。

　石田は5月久留米、小倉と連続で完全優勝。地元戦となる今開催で完全優勝となれば特別昇班達成となる。石田はすでに来期2班への昇班が決まっているものの「早く上がれるなら、上がりたいとは思っています」と目の前まで手繰り寄せたチャンスをふいにするつもりは一切なし。「点数のある同期が多くて、厳しいけどビビらずに自分らしさを出せれば。このメンバーで決められた自信にもなると思うので」と強敵ぞろいだが、一歩も引かない。

　「練習が午前にしていて、ミッドナイト続きで生活リズムが難しい。けど、それくらいで普段と同じように調整はしてきた。初日は後ろが晴山（裕之）さんなんですね。前回の小倉でも一緒になれたらと話していたので心強いです」と頼れる先輩を背に、ライン決着での予選突破で2日目以降に弾みを付けたい。