野上竜太が番手から今年2度目のV ~小倉競輪場~

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野上竜太
カネリンと共に記念撮影
「番手戦はいつもと違って集中するところも違って緊張もした」

 6月16日(日)から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪『ウィンチケットミッドナイト競輪』は18日(火)に最終日を迎えた。メインのチャレンジ決勝戦では野上竜太(岡山・115期)が優勝を果たした。

 レースは赤板まで動きがなく、打鐘を目掛けて中団の中岡海が一気に叩く。番手の野上まで出切るも、前受けした佐藤壮志が3番手の沢田を捌く。ハイペースで中岡が踏むも最終ホーム過ぎに佐藤が3番手から仕掛ける。それに合わせるように野上が番手からまくり出ると佐藤との踏み合いを制してゴールした。

 「優勝できて良かったです。中岡君の気持ちが伝わってきて緊張していました。あそこまで中岡君がいくとは思っていなかったですね。鐘過ぎのところで3番手に佐藤君がいるのもわかっていたので、彼の動きだけを見ていて集中していました。思いの外、佐藤君の仕掛けが早かったので焦ったけど、何とかなって良かった。番手戦はいつもと違って集中するところも違って緊張もしましたね。次は青森です。青森は嫁さんの実家があるので頑張りたいですね」

池端航一記者

2024年6月18日 23時40分

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