犬伏湧也が地元記念を初制覇 ~小松島競輪~

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犬伏湧也
歓喜の瞬間にガッツポーズ
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G1級のメンバーをなぎ倒した!

 小松島競輪場開設74周年記念『阿波おどり杯争覇戦』は、7月7日(日)に最終日が行われ、地元の犬伏湧也(徳島・119期)が豪快なまくりで地元記念初制覇を成し遂げた。

 レースは、6番手から押えた嘉永泰斗がそのまま先行する流れ。犬伏は、8番手に下げ切って態勢を整える。新田祐大が6番手から先まくりを放つが、山田英明が3コーナーで大きくブロック。犬伏はこのあおりを受けてイエローラインの外側まで膨らむが、そこから爆発的な加速を見せて、直線で大外を突き抜けた。

【犬伏湧也】
 「地元っていうことで、重圧があって、いつもと違った緊張感で走ってて、優勝できて良かったです。取れた位置から、自分が行ける所から行こうと思ってました。(タイミングを)しっかり見極めて行った感じです。しっかり落ち着いて、タイミングだけ見て行こうと。吸い込まれる感じがあって、上を登ったんですけど、なんとか届いた。ゴール前はもう必死で、届いてくれと思いながら踏んでました。地元記念で決勝に上がれて、声援もすごかったんで、自分も興奮しましたね。今日(決勝)のレースは、イレギュラーなレースなんで、もっと自分の自力を出して、GIを狙っていきたい」

熊谷洋祐記者

2024年7月7日 18時00分

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