大槻寛徳が今期3度目のVへ ~立川競輪場~

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大槻寛徳
決め脚冴え渡る
黒沢征治と鈴木竜士は別線勝負を選択

 10月2日(水)に立川競輪場でF1シリーズの2日目が開催された。後半3個レースにはS級の準決勝が行われて、10Rには決め脚冴え渡る大槻寛徳(宮城・85期)が登場。初連係の金子幸央を目標に、直線強襲劇を披露し1着で決勝進出を決めた。

 「前(南関勢)との車間は詰まっているのは感じたけど、風が強かったし余裕なんて1ミリもなかった。ちょっと前なら突き抜けるという感じだったけど、その感じはなかった。落車の影響は関係ないけど、状態は日に日に変わるし向日町記念の時もいい日と悪い日があった。今回は初日の感じが良くなかったけど、それに比べれば良くなっている」

 決勝は埼京勢の黒沢征治と鈴木竜士が別線勝負となったが、大槻は「どちらにも世話になっているし迷ったけど、直近の向日町記念でも連係している黒沢(征治)君にいきます。フィーリングもありますね」と黒沢の番手回りを選択。

 近況はグレード戦でもまくりを繰り出して白星を飾るなど動きは抜群で、好目標を得た決勝は絶好展開を生かし今期3度目の優勝をつかみ取る。

髙野航記者

2024年10月2日 18時05分

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