地元勢躍進!S班2名が敗退の波乱 ~玉野競輪場~

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晝田宗一郎
地元記念でS班を打ち破る
晝田宗一郎が眞杉匠を破って高配当を演出

 3月7日、玉野競輪場で開設74周年記念「瀬戸の王子杯争奪戦」GⅢの2日目が行われた。9RはS班の平原康多が過失走行による落車失格で敗退。12Rでは眞杉匠が青野将大と踏み合いになり、そこを晝田宗一郎が会心のまくりで1着。3連単は34万5,550円の高配当を演出と、S班2名が敗退してしまった。地元地区の中四勢は8名、岡山からは4名が準決勝に勝ち上がった。

 S班の眞杉を破った晝田は青野と眞杉が踏み合う展開に「やれやれ!と思っていました」と冷静に戦況を見つめていた。だが、対戦相手はS班。「行けるんか?」と半信半疑ながらも最終2コーナーからまくり発進したら「行けました」とジャイアントキリングを起こした。

 この競走は「スタートはいい位置が取れたと思った。赤板(過ぎに)もいい感じで(眞杉ラインの後ろに)入れた」と俊敏な位置取りが勝利の鍵であったことは間違いない。晝田にとっては、ただの1着ではなく、今後の成長につながる大きな勝利になった。

小山裕哉記者

2025年3月7日 18時57分

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