地元の杉森輝大が準決進出 ~取手競輪場~

photo-103263
杉森輝大
差し脚は好調
S級S班の眞杉匠を差し切る

 6月1日に取手競輪場で開設75周年記念 『水戸黄門賞(GⅢ)』の2日目が行われた。6Rからは二次予選が行われて、地元勢が勝ち上がりに苦戦するなか、11Rに登場した杉森輝大(茨城・103期)がS級S班の眞杉匠を目標に、渾身差し。今節は初日から瓜生崇智に競り込まれる厳しい展開となったが、何とか凌いで一次予選を突破。二次予選も好展開を生かし、最低限のノルマとも言える準決勝を決めた。

 「(眞杉に)信頼して付いていた。ジャンで突っ張られたのはどうしようかと思ったけど、対応して準備はしていた。(初日は競りで)何とか勝ち上がれて、今日も前のおかげで何とか凌げた。(地元勢が屈苦戦し)悪い流れだったけど、いい流れになって良かった。脚の状態だったり、地元記念ということで気持ちもいい状態で走れている。準決も何とか勝ち上がれるように」

 準決勝は11Rに登場予定で、佐々木悠葵の番手回り。S級S班の郡司浩平は強敵となるが、地元の意地で決勝への切符をつかみ取る。

髙野航記者

2025年6月1日 19時01分

開催情報

ページトップへ