簗田一輝が2度目のGIII制覇! ~四日市競輪場~

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簗田一輝
自身2度目のGIII制覇!
23年向日町GIII以来のGIII優勝!

 6月15日に四日市競輪場で行われた大阪・関西万博協賛「ベイサイドナイトドリーム(GIII)」の決勝戦は南関勢がレースを支配して絶好展開を迎えた簗田一輝(静岡・107期)が自身2度目のGIII優勝を成し遂げた。
 
 【レース経過】
 スタートで中団を取った中井俊亮が赤板で後ろ攻めの野口裕史に合わせて先に切りにいくも前受けした谷口遼平が出させない。態勢を立て直していた野口が打鐘を目がけて一気に仕掛けるとライン3車できっちりと出切る。野口が全開で踏んで最終ホームを通過すると最後方から単騎の河村雅章がまくり出るも煽りを受けて進みは悪い。別線は動けず、野口が軽快に駆けて最終バックを通過すると、番手の簗田は車間を空けて援護。2センター手前から4番手にいた谷口がタテへ踏み込むと、簗田は合わせて車間を詰めると、直線で抜け出して後続を振り切ってゴールした。

【優勝者 簗田一輝選手】
  「野口さんに全て任せていました。(鐘前から仕掛けたのは)野口さんのスタイルですし、得意パターンなんじゃないですかね。(自分の位置が)狙われることも頭には入っていた。野口さんの駆け方が上手でしたね。すんなり4番手に谷口さんがいるのがわかっていた。もっとごちゃつくのかなと思っていたら、すんなりでした。(抜きにいくのが)遅いとここのバンクは外が伸びる。初日に(抜け出しが)遅くて外をいかれてしまっているから、若干、早めに踏んで(後ろの東を)連れ込めたらなと。道中の勝ち上がりでラインで決められず、勝ち上がりは不完全燃焼でした。(23年に向日町GIIIを優勝したときは、その年の競輪祭で決勝まで進出したが)言われてそうだなと思いましたね。怪我をしていないのが好調の要因だと思っているので、これからも怪我をしないように」

池端航一記者

2025年6月15日 21時26分

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