チャレンジ決勝は115期の2分戦! ~取手競輪場~

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齋木翔多
連勝で勝ち上がり落ち着いた表情を見せる
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伊藤奎
反省した面持ちで検車場へ引き上げてきた
リベンジかそれとも返り討ちか!

 元日から取手競輪場で開催されているF2ガールズ戦は最終日を迎える。8Rのチャレンジ決勝戦(13時50分発走)は115期の2名が2分戦で激しい火花を散らす。
 ライン3車で後ろが競りとなった齋木翔多(静岡・115期)は「カカりの部分も修正できたし、日毎に良くなっている。後ろが競りのレースは2回目で決勝戦では初めて。後ろが競りでも番手の選手を信じて自分は先行するだけ。でも競りだと別線の仕掛けが見づらいのが少し嫌。そこだけですね」と気になる点がありつつも己のスタイルは貫く構え。同期対決については「伊藤君とは10月の函館決勝で戦って以来2回目。その時は自分がカマして初優勝でした」と初対戦時にしっかりと結果を残しており、今回も持ち前の強地脚でペース駆けに持ち込み手玉に取るか。
 対する伊藤奎(福島・115期)は準決勝で3着と薄氷を踏む思いで勝ち上がってきた。「準決は大失敗でした。やっぱり仕掛ける勇気というか、行くべき所でビビッてしまう」とレース内容を猛反省。しかし決勝の話になると「新年一発目のレースで優勝したいし、函館のリベンジもあるので。同じ失敗はしたらダメだと思うし、齋木君を簡単に逃がすとまくれないかもしれない。ヨコの動きも練習したりしているけど、勇気を出して(最終)ホームでカマしたい」と理想の展開を早くもイメージしており、逆転優勝を決める一打を狙っている。

池端航一記者

2020年1月2日 17時20分

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