澤田義和が無傷で2年ぶりのV達成 ~大宮競輪場~

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澤田義和
久々のVに喜びもひとしお
今シリーズを席巻した鋭脚

 2月2日(日)から大宮競輪場で行われていたF1シリーズのS級決勝戦は澤田義和(兵庫・69期)が直線で鋭い差し脚を披露して制し、無傷の“完全優勝”でシリーズを締めくくった。
 
 レースは目標としていた畑段嵐士(京都・105期)が打鐘の4コーナーから仕掛けた皿屋豊(三重・111期)に合わて中団から踏み込み大坪功一を捌いて番手を奪い取る。後ろの状況を確認しながら間合いを取った畑段が最終4コーナーから踏むと、スピードを貰った澤田が直線で突き抜けて後方から詰め寄る福田知也を振り切った。
 
 これで澤田義和は通算56度目の優勝。初日、準決勝と連勝での勝ち上がりに手応えを得ており、「流れが良いし勝ちたいね」とすでに頭の中にイメージは描いてあった。前回の優勝は2018年3月の四日市の完全優勝以来で、約2年ぶりの優勝を手に喜びを噛み締めた。

角田祐馬記者

2020年2月4日 17時10分

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