誘導員早期追い抜きからの復帰

　3月5日から開幕する松戸競輪F2において、原田亮太（千葉・115期）が122日ぶりに復帰する。原田は、11月玉野競輪F2の2日目に誘導員早期追い抜きの失格で102日間のあっせん停止処分を受けていた。
　
　原田は検車場に現れると「メチャクチャ練習してきました」と開口一番。「やってしまったこと（失格）はしっかりと反省して、あとはとにかく練習してきた。松戸でのバンク練習と、低酸素トレーニング、あとは街道練習の3本柱で練習していました。なので、脚力は総合的に上がっていると思うし、休む前よりも力は確実に付いていると思います」と、あっせん停止中は練習に明け暮れてパワーアップに努めてきた様子。「走りたくてウズウズしていました。直前も先輩から、なんかニヤケているぞって言われて(笑)。それぐらい走るのを楽しみにしてました」と、待ちわびていた復帰戦に目の色を変えていた。
　すでにA級上位戦、さらにはS級で活躍している同期も多いが焦りはない。「内容が良ければ結果は付いてくるっていう師匠（中村浩士・79期）の言葉を信じて、内容を求めて戦っていきたい」。尊敬する師匠の言葉を胸に、心機一転走り出す。

　なお、今節の松戸競輪は昼間開催。原田が出走する2Rの発走時刻は11時23分。エンジョイ締め切りは11時18分となります。