菊地圭尚が300勝を達成 ~大宮競輪場~

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菊地圭尚
300勝のポーズで写真撮影に応える
持ち味のタテ脚はまだまだ健在

 本日から開幕した東日本発祥72周年「倉茂記念杯」のオープニングレースで、菊地圭尚(89期・北海道)が300勝を達成した。
 
 レースは最終ホームで中団に追い上げた藤根俊貴がすかさずまくり出て、先行した中国勢を2コーナー過ぎに飲み込む。絶好の展開になった菊地が元砂勇雪をけん制して抜け出した。

 レース後のインタビューで「S級に特進してから最初は苦労したけど、足踏みしながらここまでこれました。健康で300勝ができたことはうれしい。思い入れあるレースは特別の決勝に乗ったことと、静岡の全日本選抜で山崎(芳仁)さんとワンツーを決めたことですね。1番印象に残っている1勝は数年前の岸和田決勝で、小嶋(敬二)さんが11秒前半で逃げた上をまくったことですね。快心のレースでした。これからも浮かれずに、頑張っていきます 」

 2004年に地元・函館でデビューを飾った道産子レーサーはその年にS級へ特別昇級。その後は一度もA級に陥落することはなく、S級で積み上げた白星は価値がある。来月には北海道のS級1班として、思い入れのある全日本選抜競輪に出場予定。

及位然斗記者

2021年1月14日 13時00分

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