倉田紘希が特別昇班 ~大垣競輪場~

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倉田紘希
決勝はまくりだが、本来は先行選手
ゴール前で同期を捕らえた

 4月3日に大垣競輪で行われたF2シリーズ最終日の10レースA級チャレンジ決勝戦で倉田紘希(三重・117期)が優勝。3月の松山ミッドナイト、松戸ナイターに続く3場所連続の完全優勝でA級2班への特別昇班を決めた。

 決勝は倉田が赤板過ぎで強引に押さえると、打鐘の4コーナーで小松原正登(福井・117期)が5番手から一気のカマシ。中野功史(長崎・84期)が離れながら懸命に追うと、その後ろから竹田慎一(富山・94期)が先まくり。しかし小松原を乗り越えられず、3コーナー過ぎからまくり上げた倉田がゴール前で捕らえた。

 これで2月の高松モーニングの決勝から10連勝、4場所連続で優勝となった。1、2班戦でも持ち前の地脚を生かした思い切りの良いレースで勝ち星を積み上げたい。

池端航一記者

2021年4月4日 16時04分

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