柿澤大貴がG1初勝利 ~京王閣競輪~

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柿澤大貴
デビューから12年目で掴んだ輪界最高峰の舞台での白星
一歩づつ確実に上を目指して

 5月8日(土)に行われた第75回日本選手権競輪5日目の第3レースで柿澤大貴(97期・長野)がG1初勝利を手にした。今シリーズは2月に川崎で行われた全日本選抜競輪以来で正規あっせんでの2度目のG1出場となっていたが、新鋭の寺崎浩平を巧みにリードして白星をつかみ取った。

 「寺崎君のスピードの領域が凄すぎてヤバかったですね。2走目に森田(優弥)君に離れてしまって田中(晴基)君にも迷惑をかけていたので付いて行けて良かった。余裕はなかったですけど、差し込めて。1着は嬉しいですね。今回、取りたいと思っていたので。3日目にハンドル回りのセッティングを微調整して良くなった。まだまだフレームとかも含めて改善点はありますけど、G1の走り方、戦い方ができるようになっていければ。まだまだこれからですね」
 
 2010年にデビューしてから12年目に輪界最高峰の舞台でもある日本選手権競輪での白星。負け戦と言えども喜びは格別。現状に満足することなくさらなる強さを求めて進化を続けていく。

細川和輝記者

2021年5月8日 12時27分

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