吉川誠が300勝達成 ~弥彦競輪場~

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吉川誠
決勝戦も一発を狙う
仕掛け修正の快速まくりを決めた

  7月28日から開催されている弥彦F1シリーズの2日目、A級準決勝5レースで吉川誠(神奈川・86期)が通算300勝を達成した。

 吉川誠は2001年の8月にデビューして選手生活20年目で節目の300勝を達成。「正直プレッシャーはありましたが、今シリーズで決めると気合を入れて参加していた」と喜びを噛みしめた。

 レースは佐々木孝司(青森・84期)がHS手前でインを切った吉川の内を掬って先行。巧く3番手にスイッチした吉川がBSからまくり上げると番手の佐藤清之(千葉・93期)が車間を大きく空けて上原龍(長野・95期)をけん制する。大きなアドバンテージをもらった吉川が佐藤の強襲を凌ぎ先頭でゴール線を通過した。

 「弥彦バンクでは初優勝を決めているし何かありますね」と、好相性の当所で最終日の決勝戦に闘志を燃やしている。

永岡孝史記者

2021年7月29日 18時28分

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