吉永好宏が通算300勝 ~松阪競輪場~

photo-30360
吉永好宏
同期の弟、和生とともに長きにわたり中四国を支えてきた
3カ月以上ぶりの勝ち星で通算300勝

 7月31日、吉永好宏(広島・80期・S2)が、松阪で行われているF1シリーズの初日予選で逃げた日野博幸の番手から直線で抜け出して1着。4月の地元、広島のF1シリーズでリーチをかけていた通算300勝のメモリアルを遂げた。
 「最近は流れが悪かったけど、1着が取れて良かった。想定外の展開でしたが、日野がよく駆けてくれました。バックで(平尾一晃が)まくってきているのは見えてました。3番手が藤木(裕)だったので、もっていきすぎないように気をつけた」と、区切りの勝利を冷静に振り返った。
 97年8月にデビューした吉永は、99年にS級に上がると、18年に半年間だけA級陥落を味わったが、トータルで20年間以上にわたりS級の舞台でしのぎを削ってきた。05年の西王座、10年の東西王座とビッグで2度のファイナルの経験もあり、通算勝利の大半がS級での勝ち星と価値のある300勝をデビューからおよそ24年で飾った。

竹内祥郎記者

2021年7月31日 19時32分

開催情報

ページトップへ