やっとつかんだ初勝利 ~青森競輪場~
潜在能力は折り紙付き
青森モーニング競輪は22日(日)に初日が行われた。5Rでは新人の中込健太(119期・秋田)が嬉しい初勝利をつかんだ。
中込健太の先行一車の構成となった5レースは、番手の佐藤正吾(宮城・88期)が号砲と共に飛び出してセオリー通りの北日本ラインが前受けに。中込が赤板過ぎに誘導員を降ろして突っ張ると、外併走を嫌った羽石国臣(93期・栃木)が叩き出ると関敬が離れてしまう。番手にはまった中込は冷静に後ろを確認し、最終2コーナーからのまくりで初勝利をゲットした。
「初勝利は嬉しいですね。でも、自分的には消極的だったかなと思う。本当は最終ホームで行こうと思ったけど、悩んでしまった。そこからは気持ちを切り替えて、落ち着いては走れました。結果的には良かったと思うので、また準決勝につなげたい」と振り返った。
養成所時代の記録会ではA評価を2度獲得するなど、潜在能力は高い。前検日に課題に挙げた「レースへの慣れ」を克服しさえすれば、ポテンシャルを爆発させる日もそう遠くないはずだ。
2021年8月22日 16時00分
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選手詳細データ
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中込健太 選手秋田・119期