佐古雅俊が400勝を達成 ~別府競輪場~

photo-32561
佐古雅俊
最年長勝利記録を持つ同期の三ツ井勉には負けじとまだまだ走り続ける
現役最年長の大ベテラン

 佐古雅俊(広島・45期)が10月1日(金)に開催された別府競輪FⅡ、最終日のチャレンジ一般戦・2Rで一着となり通算400勝を達成した。
レースは目標の野見泰要(岡山・101期)が正攻法から赤板過ぎに突っ張り先行。5番手から柴田昌樹(愛知・79期)がまくりに出たが、番手無風だった佐古が逃げる野見をゴール寸前で交わした。

 佐古は1980年4月にデビューした42年目の大ベテランで現役最年長選手。過去には1988年のKEIRINグランプリに出場、1989年はフランスのリヨンで行われた世界自転車選手権・ケイリンで決勝3着に入り、銅メダルを獲得している。7月の岸和田で落車し長期欠場となったが、9月名古屋で復帰し2開催目での勝利となった。鉄人と呼ばれる佐古が不屈の闘争心で走り続ける。

木村貴宏記者

2021年10月2日 11時02分

開催情報

ページトップへ