復調の兆しを見せた栗本尚宗 ~取手競輪場~

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栗本尚宗
相性のいい当所でキッカケを掴む
準決勝は前々戦で活路を開く

 10月31日に取手競輪場で7レース制のモーニング競輪が初日を迎えた。

 3レースに登場した栗本尚宗(千葉・113期)は見事な先行策で人気の三田村謙祐(大阪・96期)を撃破。今期は度重なる落車や失格でリズムを崩したが「今日の結果は自信になりますね。9月の川崎で落車した時に、骨盤が開いてしまって歩くのもままならなくて。まだ右足の付け根部分が固まってしまって元通りではないんですけど、少しずつ良くなっている」と復調のキッカケを掴んだ様子。

 準決勝は同県の山本健也(千葉・89期)に任されて「別線も積極的なタイプだし考えて。先行も含めてですけど後方にだけならないよう前々に踏んでいきます」と総力戦で準決突破を図る構え。

 自信を取り戻せば念願のS級へ昇級する日も遠くはなさそうだ。

及位然斗記者

2021年10月31日 15時28分

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