ここから仕切り直す松本憲斗 ~松戸競輪場~

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松本憲斗
特別昇班は逃したが気分一新。ここからまた新しい松本憲斗を作り上げる
今後の課題は判断力

 29日から松戸競輪場で、ミッドナイト競輪が開催される。今シリーズは3日間、最終レースに企画レースが行われるが、初日はチャレンジ戦が組み込まれた。

 注目はメンバー中トップの点数を持つ松本憲斗(熊本・119期)だろう。11月の小倉で初優勝を完全Vで決め次の広島でも完全V。前回の小松島では特別昇班をかけて挑んだが後方になり3着で失敗に終わってしまった。
「(特別昇班を逃し気分は)どん底です。気持ちが弱かったです。素直に走れば良かったのに決め脚にも欠けた。今年は松戸が最終戦になるし、こういう(企画レースで)走れる機会なので楽しみ」と気持ちを切り替える。

 課題に付いても話し「組み立てが下手くそなんです。判断力がない。一戦一戦考えて走るようにならないと。強い人は他の人のレースも良く見ていますから」と今後は脚力だけでなく、レースに対しての研究も重ねて成績アップを狙うようだ。本来の脚力にレース運びでの巧さが加わった時、さらに松本憲斗の強さが増すはずだ。

木村貴宏記者

2021年12月28日 18時20分

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