ラストランを迎える阿部康雄 ~立川競輪場~

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阿部康雄
ダービーで決勝進出の地で幕を引く
数々のビックレースでの走りが思い出される

 12月28日(火)から立川競輪場でF2ガールズシリーズが開催されて、30日(木)に今年の立川最終戦が行われる。そしてラストランを迎える選手が4人いる中で、阿部康雄(新潟・68期)に話を聞いた。

 ラストランを迎える立川では日本選手権競輪(ダービー)の決勝戦にも乗っているが、一番思い出に残っているレースは佐世保記念での優勝とのこと。
 「自分の中では、やはり2010年の佐世保記念で優勝したことかな。2005年にも優勝したけど、2回目は金子貴志(愛知・75期)、深谷知広(愛知・96期)、長塚智広(茨城・81期)のタイトルホルダーが3人いる中で勝ったのが印象的だった。ビックレースでは2着が最高の順位だったのは、地脚がなかったので最後のもうひと踏みができなかったことだと今でも思っている(苦笑)」と話してくれた。

 「今後のことは未定(笑)。少しゆっくりしてから動き出そうかと考えています。選手生活は30年と5カ月で本当に良い師匠(原田則夫)にめぐり合えましたね。ありがとうございました」と締めくくってくれた。

 出走は第1レース、10時20分の発走を予定しています。

永岡孝史記者

2021年12月29日 18時20分

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